尿1滴で早期がんを発見!!線虫を使った検査とは?

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こんにちは!

rikoです^ ^



2日前の日曜日にサンジャポで、尿1滴で全身のがんが早期発見できるという検査法の特集をしていました。


線虫を使った画期的な方法で、すごく気になったのでまとめてみました。


尿1滴でがんを判定?一体どういうこと?

日立製作所と九州大発のベンチャー企業のHIROTSU(ヒロツ)バイオサイエンスが、体長が約1ミリの線虫に人の尿のにおいを嗅がせ、その反応からがんを発見する自動検査システムを開発したと発表した。


2019年をめどに装置の量産化をして、2020年をめどに実用化を目指す。


体への負担が少ないがん検査が可能になる。



約1ミリの線虫が、がん患者の尿に近づく一方、健常者の尿からは逃げる性質を利用した検査法で、30分から1時間の検査で判定が可能。


線虫は犬並みに嗅覚が鋭く、がん患者の尿に含まれる物質の匂いが、エサの匂いに似ているため寄ってくると考えられている。



日立が試作した装置は、線虫と尿の配置に加え、線虫の動き方の撮影や結果の解析を自動で処理する。


画像診断などでは見つけにくい病巣を、1滴程度の尿で早期に発見できる。


線虫は安く大量に増殖できるため、検査の基礎費用は1回100円から数百円にとどまり、装置のコストや人件費を加えても数千円に抑えられる。



判定の精度は約9割に達していて、早期のがんも発見できる。


現在はまだなんの種類の特定することはできないが、がんの種類も特定できるようにしていくという。



HIROTSUバイオサイエンスは、全国各地に解析センターを設置する構想で、アジアでの需要を見込み、沖縄県にも設ける方針。


10年後には世界で年約13億人が活用する可能性があるとしている。



早期発見・簡便・安価・高感度の画期的な検査法

HIROTSUバイオサイエンスは、がん患者を「がん」と判定する感度が93.8%と極めて高精度であることが、最新の臨床研究の結果より示されています。



(HIROTSUバイオサイエンスのホームページより 画像お借りしました)


【線虫が反応することが分かっているがん種】
(2017年3月現在) 

胃がん、大腸がん、すい臓がん、食道がん、胆嚢がん、胆管がん、前立腺がん、乳がん、肺がん、盲腸がん


尿を採取した時点で従来のがん検診により陰性と判断された被験者5例について、陽性を示す。


この被験者は2年経過中にがんが判明。

①苦痛がない
尿サンプルを解析。
必要な尿はわずか1滴。

②簡便
尿の採取に食事などの特別な条件は定めておらず、通常の健康診断などで採取した尿を使うことができる。
また医療機関に行く必要がないため地域間格差がない。

③早い
診断結果が出るまで約1時間。

④安価
検査システムのコストも安価であり、開発途上国での導入も期待できる。

⑤がんスクリーニング
これまでに調べた10種類程度のがんについて全て検出可能。
その中には早期発見が難しい膵臓がんも含まれている。

⑥早期発見
ステージ0〜1の早期がんでも高感度。

⑦高感度
感度93.8%


まとめ

がんは1981年以降、36年もの間、日本人の死因第1位で、生涯に2人に1人ががんを経験し、3人に1人ががんで命を落とす病気です。


この検査が実用化されれば、がん検診受診率の向上と、それによる早期がん発見率の上昇がんの死亡者数の激減医療費の大幅な削減が見込まれます。



私は病院勤務のため、がんの患者さん、がんだった患者さん、がんで亡くなった患者さんと接する機会も多いです。


がんは身近な病気だと日々痛感しています。


そして、自分が飲んでいる薬の副作用にもリンパ腫があるため、他人事ではないと感じています。


近い将来、がんは治る病気と認識されるよう、一刻も早い実用化を期待しています。




今日も読んで頂いてありがとうございました^ ^

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