子宮頚がん検診で何度も再検査になる私。異形成を治す方法ってあるの?
こんにちは!
rikoです^ ^
皆さん子宮頚がん検診は受けてますか??
私は2012年頃から子宮頚がん検診にほぼ毎回ひっかかるようになって、そこから定期的に検診を受けてるんですが、何度も精密検査が必要になります。
婦人科ってやっぱりあんまり行きたくないものですよね。
あの開脚するベッドは、何度乗っても慣れません…。
なぜ何度も要精査になるのかを調べたので、まとめてみました。
子宮頚がんとは?
子宮から膣につながる口の細くなっている部分(子宮頸部)に発生するがん。
子宮がんには他にも、子宮上部に発生する子宮体がんがありますが、子宮頸がんは子宮がんのうちの約7割をしめます。
子宮頸がんの患者さんは20歳代後半以降が多く、30代後半でピークを迎えます。
初期の子宮頸がんでは通常、症状がほとんど出ません。
子宮頸がんの原因はヒトパピローマウイルス
子宮頸がんは原因が分ってきているがんの1つで、ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus:HPV)による感染です。
ヒトパピローマウイルスは、性行為により感染します。
しかし、ヒトパピローマウイルス自体はありふれたウイルスなので、成人女性の80%以上が、生涯に一度はヒトパピローマウイルスに感染するといわれています。
ほとんどの女性は免疫力によって、感染から2年以内にウイルスを自然排出します。
しかし何らかの原因でHPVがうまく排出されず、そのまま子宮頸部にとどまってしまうことがあります。
こうしてHPVに持続感染した細胞は、少しずつ「異形成」という前がん状態へと変化します。
異形成とは、細胞が正常な形ではなくなった状態です。
レベルに応じて「軽度異形成」「中度異形成」「高度異形成」などに分かれます。
細胞がもとの形と比べていびつになればなるほど、がん化に近づいているということです。
正常な細胞に戻らず、高度異形成へと進んだ場合でも、がん化するのは20%程度ですが、安全の為、病変を切除する手術(子宮頸部円錐切除術)を行ないます。
子宮頸がんの発症リスクを高める原因
子宮がん検診(細胞診)後に再検査が必要となる人の割合は、全体の5%とされています。
このうち約20%が異形性とされ、更にその10分の1程度ががんと診断されます。
HPVに感染してもすべての女性が子宮頸がんになるわけではなく、むしろ発症に至るのはごくわずかです。
通常は免疫力によってウイルスが排除されますので、逆にいえば免疫力が低下しているとHPVに持続感染しやすくなり、子宮頸がんの発症につながると考えられます。
ですから予防のためには、食事や睡眠などに気をつけて健康的な生活を送ることが大切です。
また病気の治療で免疫抑制剤を使用している場合なども免疫力が低下しやすいため、HPVに持続感染しやすいといわれています。
子宮頚がん検診の細胞診の流れ
子宮がん検診で行われている検査がスクリーニング検診となっており、この検査で異常が見られた場合に精密検診が行われます。
細胞診のクラス分類
クラスⅠ……なし→陰性
クラスⅡ……良性異型→判定陰性
クラスⅢa …軽~中度異形成→疑陽性
クラスⅢb …高度異形成→疑陽性
クラスⅣ……上皮癌→陽性
クラスⅤ……浸潤がん→陽性
クラスⅢ以上になると細胞に異常所見ありと判断され、「コルポ診」と呼ばれる精密検査が必要となります。
コルポ診とは、膣拡大鏡(コルポスコープ)を膣内に挿入し、子宮頸部や膣壁を精密に観察する検査です。
コルポスコープは膣内を拡大して詳細に観察することが出来るため、肉眼では確認出来ない病変を確認でき、子宮がんの早期発見が可能となっています。
更に、このコルポ診で異常が疑われた際には「組織診」と呼ばれる精密検査が行われます。
組織診では、コルポ診で異常が疑われた部分の組織を数ミリ切り取り、病変がどの程度の深さまで及んでいるかといったことを検査します。
まとめ
私は少し前に受けた検診で要精査となり、組織診で中度異形成のため、3ヶ月毎のフォローが必要という事になりました。
クラスⅢであっても、90%が自然治癒すると言われています。
しかし、リウマチの治療で免疫抑制剤を服用しているため、持続感染の可能性が高くなります。
やはり、子宮頚がんに移行していないかをチェックするために、定期的な検診が必要という事でした。
子宮頸がんは、検診を受けていれば早期発見・早期治療ができ、早期治療であれば100%治るがんなので、これからもきっちりと検診を受けたいと思います。
今日も読んで頂いてありがとうございました^ ^
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